学習塾・英会話学校等 各種スクール業コンサルティング
教育産業の現状~変わり続ける業界図
教育産業を取り巻く環境は、何時の時代も競争激化といわれています。過当競争から淘汰の歴史の中で、
様々な新しいビジネスモデルが生まれているのが現状です。
これは、日本人の根底にある、生きることそのものの価値観が、勉学に勤しみ資格を持ち、
より有利な生活条件を教育から身につけた知識量に頼るという概念があるからこそだと言えるでしょう。
結局、子供の数は減っても、一人にかける教育費用は上昇し続け、今や集団教育からマンツーマン教育へと、コストの高い教育現場が極当たり前の世の中になっています。だからこそ、学習塾業界を見直す必要があるのです。
時代が変われば、その様相は変わり、それに伴いその時代にあった教育市場が育つ。
つまり、日本社会では、常に教育が必要とされてきました。
教育を事業とする場合の問題は、教育と利益追求が相反する感覚の中にあると言うことです。
この矛盾を上手に利用するスキームを持たないと事業としては大成しません。
「日本人は、教育と医療だけはタダで受けてきた!」と言う錯覚があるのは事実です。
教育と教育ビジネス、この違いを十分認識した上で、ビジネスフローを持たなければいけません。
そして、そのフローこそが時代にマッチしたものでなければなりません。儲け主義には賛成できない、
でも儲けないと更なるサービスの向上は困難です。
この矛盾を解決できる文化を持つことから始まります。
とかく日本には「赤ひげ先生」を美しさの象徴とする考えが潜在的にあります。その心の美しさを表現することのみで、事業が成り立つ仕組みを持てば、思いの追求事業の大成という願ってもない文化ができると言えます。その文化があるからこそ、そこで働く教育者たちが、思い思いに心を表現することで、利益が上がる仕組みができます。
これこそが、教育事業の根幹だと考えます。
教育関連業における弊社の強み
当社代表の井若は、教育産業の中でビジネスそのものを学んできました。
例えば、営業、管理、育成、新規事業立ち上げ、出店、遠隔地管理、利益確保等、あげればきりがありません。
それらの経験を活かし、多業種に亘りコンサルテーションを提供しています。
売るものは違っても会社成長の考え方に大きな違いがあるとは思いません。
ただ、枝葉末節の部分でいうと、業種業態ごとに歴史や文化が違うように、戦略戦術においても変化が見られます。
また同じ業種においても、会社により問題は様々です。これは教育産業においても同じことが言えます。
同じ学習塾でも、同じスクール運営でも、問題や課題が同じであるはずがないのです。
ただ教育産業の一つの特色として、女性が成長の鍵を握るケースが多いということが挙げられます。
私の成功哲学の中に、「女性が活躍できる職場を作れば、会社は必ず伸びる」と言うものがあります。
特に教育においては、無料体験なるものが今や当たり前の戦略としてはびこっています。
これは、教師営業という仕組みです。この「教師」と「営業」という相反する二者を会社成長の軸と考えるとき、
教え育む立場の人間が、売上を上げることに集中できる環境こそが、生徒の獲得に力を発揮します。
要は、彼女たちの、もしくは男性であっても、教育者が会社成長を自分の問題として受け止められるスキームが必要だと言えます。
そういった意味では、モチベーションの管理手法に大きく左右される業界だと言うことです。
私どもは、常に「全ての戦略は気持ち重視の組み立て」という基本の考え方を念頭に置き、
これまでの経験をフルに活かしながら、生徒保護者に愛される教師こそが、一番の会社貢献者となれる仕組みをご提供いたします。
上記のような指標を目標に掲げ、本質の教育現場の成長・建て直しを図ります。
売上至上主義からなる教育者育成ではなく、教育者のプライドを重視した、
教育現場のみの戦略戦術を組み、スタッフの目的意識と会社ゴールが同一線上にあるフローを構築し、実践していきます。
「素晴らしい教師とは、教えることが出来る教師ではない。教えることを手段として、会社に貢献できる人間こそが、企業にとって優秀な教師である。」と、私たちは考えます。