流行る店と流行らない店(3)

6月 7th, 2010

客が何を求めているか?自分の店に来る客の価値順位は?など、店ごとに違う客の求めを追及しないといけません。

例えば、接客サービスひとつをとっても、店により客が求めるものは違ってきます。海の家やお祭りの屋台と所謂レストランでは大きな違いがある。これは極論ですが、実はそうした違いを予め知っておかないと、あらゆる品質の向上に支障をきたします。皆さんは、「この店、何か勘違いしてるなあ…」とか、「なんでやねん」みたいな感覚を持った店は無いですか?実は私は何度もあります。心の中で、「何がしたいねん」とか「何屋やねん」と思うことしばしばです。

客は何を求めているか、これを知らずして客を満足させることはできません。商売とは、長きに亘り、贔屓してくれる客作りが大切です。何を喜び、何に不満を感じ、何に感動し、何をもって次回来店の決断をしてくれるか?こういったことを細部に至り分かっているスタッフの居る店と、分かっていない、ただ愛想の良いスタッフが居る店と、一年後どちらが繁盛店になっているか想像して見てください。答えは一つだと思います。

「予想が現実を作る。予測が現実を創造する。」

相手の喜ぶことを想像できない人間が、相手を喜ばすことは難しい。だからこそ、そういった準備が必要なのだと思います。

流行る店と流行らない店(4)へつづく・・・

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カテゴリー: 店舗・小売・飲食(FC・多店舗展開)

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