2月 1st, 2010
年代を問わず、人に親切を提供して(してあげたという感覚)、
お礼を言われなくて嬉しいと感じる人はいない。お礼を言われた
くてするのではないが、私みたいな小市民は感謝されたい。私流
の、『情けは人の為ならず!』である。人に何かしらしてもらっ
たことに対してお礼をいうのは常識だと思う。
日本には特にそういう文化がある。盆暮れの、お中元やお歳暮
もその一環ではないだろうか。私は、お世話になっている人には、
必ず定期的に感謝の意を表す意味で届けている。
古いと感じる方が多いのも事実だが、古いのだろうか?
私は両親から、「義理を忘れた人間は絶対に出世しない」とか、
結婚してからは、「嫁さんが笑われる」とか、言われ続けてきた。
私の実家が田舎だからではないと思う。これを、『日本の悪い商
習慣の骨頂だ!』と、言う人もいるが、私自身はそうは思わない。
勘違いしないで欲しい、へりくだって、ご機嫌取りをするので
はない。揚げ足を取ればきりが無い。幸か不幸か、『今は笑われ
る奥さんがいない!』のだが・・・。
仕事をしていて、若い頃はそんなに意識していなかったが、最
近は特に思う。一人で出来ることなんか大したことは無い。常に
誰かの応援あって、事は成し遂げられるのだと。常に誰かに応援
してもらえる自分を築くことこそ、ビジネスチャンスを広げる大
きな要因であると、それなりに歳を重ねて今思う。
応援してくれる人は多いほどいい。「俺は俺だ!」と嘯いても
仕方が無い。がばいばあちゃん(島田洋七さんの著書)の一説に、
「人は一億円あっても、金魚一匹作れやしない。」とある。その
通り!
単純に考えて欲しい。応援してくれる人が一人もいない人間と、
百人から応援される人間と、どちらがチャンスが多いか、どちら
が可能性が大きいか、単純明快だと思う。応援してもらえる自分
の人間的成長、やがて、人を応援できる本当の成長、どちらをと
っても、心配り気配りがあり、義理固く、人を裏切らない。
そんな人を『人間力のある人』だと、私は思う。
つづく・・・
新規事業・経営コンサルティングのギメル総研
カテゴリー: 人事・組織・育成・採用, 経営相談
タグ: セミナー情報, 人材育成
1月 29th, 2010
先日、ある雑誌の中で、「部下の、相手を思いやる心配りの無
さに、現状のふがいなさ(業績の悪さ)の原因を見た」とあった。
確か人材派遣会社の部長級の方の談話だったように記憶している。
確かに、気配りの出来ない人間が非常に多いように思う。相手
がこうして欲しいと感じることが出来ないから、気配りが出来ない。
俗的な言い方をすれば、気がつかない。気がつかないから、コ
ミュニケーションがうまく取れない。うまくコミュニケートでき
ないということは、相手に信頼されない。信頼関係なくして仕事
は進まない。少し強引過ぎるだろうか。
つづく・・・
新規事業・経営コンサルティングのギメル総研
カテゴリー: 経営相談
1月 28th, 2010
私どもギメル総研は「人の成長なくして利益向上はありえない!」という
絶対条件を元に活動しております。
現在進行中である経営セミナーでも、人の成長=利益確保をテーマに繰り広げます。
コンサルティングを主とする当社は、業務上様々な業種・業態のオーナー(社長)様やその幹部の方々と話をさせていただきます。
そこで改めて気付くことは、行き着くところやはりどこの企業様においても状況は「人材育成」に困っているということです。
時代の流れと共に、企業の経営スタイルの変貌は推挙に暇がありません。
人材育成についても例外ではありません。人を育てるという方法や文化、また人への求め方においても、その姿かたちは大きな変化が遂げてきています。
昔であれば、先輩が新人・後輩を育てるんだという文化が当たり前だったような気がします。
その企業独自のスタンスで誰かが何かを言わなくても日常的に出来ていたのです。
新人・後輩側も教えてもらっている、育ててもらっている、という意識が高かったのでしょう。
日々の作業の連続が、社員の成長に直結する文化…、それこそが、今企業に求められる本質の人材育成ではないでしょうか。
私どもギメル総研はセミナーや勉強会、各種ミーティングの実践を含むコンサルティングを通して、人材育成に取り組んでおります。
新人社員から中堅、幹部に至るまで、夫々の責任を全うできる人づくりを目指します。
それこそが、企業における経営資産の構築だと認識しております。
人材育成=人の成長=利益向上・確保
を実現し、各企業において自然に人を育てるという文化をつくっていければと思います。
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